わたしたちは死者を弔い、供養するためにお墓というものを用意しますが、せっかく購入したお墓をそのままほったらかしにするのでは、供養にはなりません。
お墓参りを行うことは、先祖や故人の供養のためにも、また遺された人たちの精神的な安定や心の癒しにも、つながりますので、命日や月命日、お盆やお彼岸などには、お墓参りに行くようにしましょう。
お盆やお彼岸には、お墓参りに行くというのは、なんとなく知っているけれども、それではなぜお盆やお彼岸にはお墓参りに行くのかということはご存知でしょうか。
お盆というのは、先祖の霊が年に一度、帰ってくる日とされています。
お盆の際には盆棚(精霊棚)に精進料理を置くのが慣わしとなっていますが、現在では盆棚を作らない人がほとんどかもしれません。
しかし、なすの牛やきゅうりの馬などを見たことのあるという人は多いでしょう。
お盆のシーズンには、そのような盆棚のための準備をするモノなども多く販売されていますので、ご先祖様を迎えてあげるために、簡単でも盆棚を用意してあげるとよいでしょう。
また、お彼岸というのは、悟りの世界である彼岸に渡ることを願って、日ごろの行いを慎む期間とされています。
お彼岸は春と秋と、年に二回あり、春のお彼岸は春分の日を中日として3日間、秋のお彼岸は秋分の日を中日として3日間になります。
お彼岸の時には、彼岸の入りまでに仏壇や仏具を掃除してキレイにしておき、花やお供えをし、お墓もキレイにします。
そして期間中にはお墓参りを行い、お灯明や線香を絶やさないようにしましょう。
このように一年間の中でわたしたちには、先祖や故人とふれあい、神聖な場所を清める期間というものが存在しています。
昔ながらの風習であるお盆やお彼岸を大切にし、亡くなった人のことを思い、お墓参りをすることは、とても大切なことです。
普段は忙しくてなかなかお墓参りに行くことができない、という人も、お盆やお彼岸には、お墓に足を運ぶようにしましょう。
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